
賃貸物件の新築・退去予定物件お申し込み時の注意事項
【結論】この記事のポイント
新築(完成前)物件や退去予定(居住中)物件は、内見できないまま申し込むことが多いため、事前の確認がとても大切です。
- 内見の代わり:図面・同型室・完成予想図(パース)で確認し、日当たりや周辺環境は現地で確かめる
- 入居日:工事の遅れや退去日の変更、リフォーム期間によってずれる可能性がある
- キャンセル:申込金や契約後の解約の扱いは物件・契約内容により異なるため、申込前に確認する
- 二重家賃:入居日が確定してから今の住まいの解約通知を出すと安心
新築の人気のお部屋は早い者勝ちになりやすいので、チェックリストを使って準備しておきましょう。
新築(完成前)物件・退去予定(居住中)物件とは
賃貸物件の中には、まだ建物が完成していない物件や、今の入居者が住んでいる物件もあります。
どちらも空室になる前から募集が始まるため、早めに申し込めば希望の部屋を確保しやすい一方、注意しておきたい点もあります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 新築(完成前)物件 | 建築中で、完成前から入居者を募集している物件。室内はまだ見られないことが多い |
| 退去予定(居住中)物件 | 現在の入居者が退去する予定の物件。入居者が住んでいるため、室内を見られないことが多い |
注意点1:内見できないため図面・同型室・パースで確認する

完成前や居住中の物件は、基本的に室内を見ることができません。
そのため、手に入る資料や似た部屋を使って、できるだけ実際の暮らしをイメージすることが大切です。
図面・パースで確認すること
- 間取り図で、部屋の広さや収納、ドアや窓の位置を確認する
- 家具や家電を置く場所の寸法を確認する
- 完成予想図(パース)や仕様書で、内装の色や設備のグレードを確認する
パースはあくまでイメージのため、実際の色味や質感とは異なる場合があります。
同じ建物の同型室・他の物件で確認する
同じ建物に空室がある場合や、同じ会社が建てた別の物件がある場合は、同型室や似た仕様の部屋を見学できることがあります。
広さの感覚や設備の使い勝手をつかめるので、不動産会社に見学できる部屋がないか聞いてみましょう。
設備・日当たり・周辺環境の確認方法
室内に入れなくても、建物の外や周辺は自分の目で確かめられます。
確認のポイント
- 設備:エアコン・インターネット・コンロなどの有無を募集資料で確認する
- 日当たり:方角と周りの建物を現地で確認する
- 周辺環境:昼と夜の雰囲気、騒音、買い物施設までの距離を歩いて確かめる
注意点2:入居日がずれる可能性がある

新築や退去予定の物件は、予定していた入居日が変わることがあります。引越しの日程は、余裕をもって考えておきましょう。
新築物件:工事の遅れ
天候や資材の調達などの影響で、工事が予定より遅れる場合があります。
完成や引き渡しの予定日が後ろにずれると、入居できる日も遅くなります。
退去予定物件:退去日の変更・リフォーム期間
今の入居者の都合で、退去日が変わることがあります。
また退去後には、クリーニングや修繕などのリフォーム期間が必要です。室内の状態によっては、予定より時間がかかることもあります。
ポイント:入居日がずれた場合の対応は物件により異なります。申込前に「いつ頃入居できる見込みか」「ずれた場合はどうなるか」を確認しておきましょう。
注意点3:申込後のキャンセルの扱いを確認する
内見せずに申し込んだ後、「やっぱりイメージと違った」とキャンセルしたくなることもあるかもしれません。
申込金を預ける場合の返金の扱いや、契約後に解約する場合の費用は、物件・契約内容により異なります。
- 申込金(預り金)が必要か、キャンセル時に返金されるか
- 契約後に解約する場合、どのような費用がかかるか
- 短期解約の違約金などの特約があるか
分からない点は、申し込む前に必ず不動産会社へ確認しましょう。
注意点4:家賃発生日と今の住まいの解約通知のタイミング

新居の家賃がいつから発生するか(家賃発生日)は、物件により異なります。
一方、今の住まいの解約予告は「1か月前まで」とする契約が多いものの、契約によって異なるため、お手元の契約書を確認してください。
二重家賃に注意
新居の家賃発生日と、今の住まいの退去日の間が空くと、両方の家賃を払う「二重家賃」が発生します。
逆に、早めに解約通知を出したのに新居の入居日がずれると、住む場所がない期間ができてしまうおそれもあります。
おすすめの進め方は次のとおりです。
- 新居の入居日・家賃発生日の見込みを確認する
- 入居日が確定したら、今の住まいの契約書で解約予告期間を確認する
- 解約通知を出し、退去日と引越し日を決める
注意点5:新築の人気のお部屋は早い者勝ち
新築物件は設備が新しく、人気が集まりやすい傾向があります。
特に日当たりのよい角部屋や上の階などは、完成前に申込みが入ることも少なくありません。
気になる物件があれば、希望条件や入居時期、予算を早めに整理し、すぐに申し込める準備をしておくと安心です。
申込前チェックリスト

新築・退去予定の物件に申し込む前に、次の項目を確認しておきましょう。
申込前チェックリスト
- 間取り図・パース・仕様書で、広さや設備を確認した
- 同型室や似た部屋の見学ができるか聞いた
- 現地で日当たり・周辺環境・夜の雰囲気を確かめた
- 入居できる時期の見込みと、ずれた場合の対応を確認した
- 申込金の有無とキャンセル時の扱いを確認した
- 契約後の解約費用や特約を確認した
- 新居の家賃発生日を確認した
- 今の住まいの解約予告期間を契約書で確認した
- 本人確認書類など、申込みに必要な書類を準備した
新築・退去予定物件のお申込みに関するよくある質問
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