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久留米市の空き家、夏に放置すると起こること|専門家が教える5つのリスクとチェックリスト

空き家問題




はじめに


「久留米の夏は暑い」。


それは誰もが知っていますが、その暑さが空き家にとっては深刻なリスクになることをご存知でしょうか?




福岡県久留米市は、夏になると最高気温が35℃を超える猛暑日も珍しくないエリアです。

この高温多湿な環境は、管理が行き届いていない空き家にとって

「あらゆるリスクが重なる危険な季節」

でもあります。


親御さんが残してくれた実家、相続で手に入ったものの活用方法が決まらない物件、転勤中で一時的に空けている持ち家——。

久留米市内でも、こうした空き家は年々増加しています。


今回は、夏に空き家を放置することで起こる5つのリスクと、今すぐ使える点検チェックリストをご紹介します。



リスク① 害虫・害獣の侵入が急増する


夏は、ゴキブリ・シロアリ・ムカデ・ネズミなど、害虫・害獣が最も活発になる季節です。




特にシロアリは6〜7月の梅雨明けから活動が本格化します。

換気が不十分な空き家は湿気がこもりやすく、シロアリにとって格好の繁殖場所です。

被害が進むと、柱や床が内部からボロボロになり、発見時には修繕費が数百万円に上るケースも珍しくありません。


ゴキブリも高温多湿を好み、暗い押し入れや床下に大量発生することがあります。隣接する住宅への「ゴキブリ難民」問題に発展すれば、近隣トラブルの原因にもなりかねません。



リスク② 雑草・樹木が爆発的に繁茂する


梅雨の雨と夏の日差しで、草木は信じられないほど急成長します。




たった2〜3ヶ月放置しただけで、庭が草木で覆いつくされることも珍しくありません。

問題は見た目だけにとどまりません。


  • ・雑草がフェンスを越えて隣地に侵入し近隣トラブルの原因に
  • ・樹木が電線に絡みつき事故リスクを生む
  • ・草むらが害虫の棲み処となり害虫リスクをさらに増幅

久留米市内でも、草木の越境が原因で自治体から改善の指導を受けるケースが出ています。

夏前・お盆前の草刈りは最低限の管理と言えるでしょう。



リスク③ 悪臭・カビ・建物劣化が一気に進む


締め切った空き家は、夏の間に室内温度が60〜70℃に達することもあります。




この異常な高温と湿気が重なることで

  • ・壁・天井・床にカビが急繁殖
  • ・畳や木材が腐朽・変形
  • ・配管内の滞留水が腐敗し悪臭を発生
  • ・外壁のひび割れが熱膨張でさらに進行

特に築30年以上の物件では、1シーズン放置するだけで修繕が必要な箇所が大幅に増えることがあります。「今年も行けなかった」が続くと、いつの間にか手が付けられない状態になっていることも。



リスク④ 不法侵入・犯罪リスクが高まる


草木が繁茂し「管理されていない」ことが外から一目でわかる空き家は、不審者に目をつけられやすいという現実があります。




不法侵入・廃棄物の不法投棄・放火リスクが高まるだけでなく、万一事故が起きた場合は所有者の管理責任が問われるケースもあります。夏休み期間中は特に注意が必要です。



リスク⑤ 「特定空き家」認定と固定資産税6倍リスク


空き家対策特別措置法により、倒壊のおそれや衛生上有害な状態になった空き家は「特定空き家」に認定されることがあります。


認定されると、固定資産税の住宅用地特例(最大1/6減額)が解除され、固定資産税が最大6倍になる可能性があります。

夏の間に劣化が一気に進んで認定基準を超えるケースもゼロではありません。

適切な管理は、資産を守ることにも直結しています。



夏の空き家 点検チェックリスト




お盆前に一度は確認しておきたい夏の空き家点検チェックリストです。


【外部確認】

  • □ 雑草・樹木が隣地や道路にはみ出していないか
  • □ 外壁・屋根にひび割れや剥がれがないか
  • □ ポストに郵便物が大量に溜まっていないか
  • □ 不審な形跡(落書き・ゴミの不法投棄)がないか
  • □ 窓ガラスが割れていないか

【内部確認】

  • □ 各部屋に悪臭・カビの匂いがないか
  • □ 床や畳がふわふわと沈む感触がないか(シロアリ被害のサイン)
  • □ 天井・壁にシミや黒い変色がないか
  • □ 水道を開けた際、異臭がないか

【対策】

  • □ 1〜2ヶ月に1度は窓を開けて換気・通水を行う
  • □ 草刈りを梅雨明け前・お盆前の年2回以上実施する
  • □ 郵便受けをこまめに空ける(管理されている印象を与える)
  • □ 害虫防止に防虫剤・床下乾燥剤を設置する


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